【趣味の始まり】都心で働く大人女子の休日日帰り登山
2017年、32歳ではじめたもののひとつが登山
平日は朝から終電まで働き
休日は新しくできたブランドショップや話題のカフェ、イベントなどキラキラした場所
いわゆるインスタ映えするような場所にお出かけするのが好きだった。
そんな私が登山。
きっかけはシンプル
仕事でアウトドアに関わることになったものの、子供の頃にアスレチックで遊んだ記憶ぐらいしかなく未経験なもんだからやってみるかと。
登山好きな後輩の女の子に話したら
すぐに初登山の日が決まった。
何の装備も持ってなく、とりあえず靴だけはちゃんと買うようにと言われAmazonで5,000円くらいの安い登山靴を購入。
(続くかわからないし安いのでいいやって思って買ったけど意外と使える)
あとは登山といえばモンベルっしょ!と思い日常使いもできそうな山ガール風のシャツワンピを購入。事前に買ったものはそれくらい。
あとは全然登山用ではないリュックとかタイツとかニット帽でなんとかなる。
1/14(土)確か数年に一度の最強寒波の日
コンディションとしては最悪だったけど、新年明けたばかりで新しいことを始めるという事にワクワクしてた。
舞台は陣馬山(じんばさん)
東京都と神奈川県の境界にある標高854.8mの低山。初心者にオススメの山だそう。
登山って聞くとなんとなく富士山とか八ヶ岳とか思い浮かべるけど、そういう高い山は夏にしか登れないから冬は低山を楽しむのがオススメなんだって。
逆にいうと夏は暑過ぎて低い山はつらいのだと。
入り口はこんな感じ
低い山だからハイキング気分で登りはじめたけど、時々訪れる高低差に少し息があがる。
まぁでも運動不足にはちょうど良い。
土とか木とか草とか、
都心では当たり前に整備されたものがあって
気にすることなんてないけど
山の中ではひとつひとつが新鮮に見えて
触れてみたくなる。
気温は低いけど冷やっとした空気が気持ちよくて、呼吸するのが楽しい。
なんか自然楽しめてるじゃん、わたし。
でも、やっぱり登山。
勾配があるところはちょっときつかった。
冬なのにしっかり汗もかく。
寒いと思ってヒートテック着ていったもんだから最悪。
登山に通気性の悪いヒートテックはNGって言われてたんだけど、寒いのイヤだし、私冬にそんな汗かかないしって勝手な自己判断で着て行って本当に後悔。身をもって知った。
歩き疲れて途中ベンチで休んだりするんだけど、数分でさっきの汗が一気に冷えて極寒。
途中から雪道だし。
えー、なんかもうつらいんですけど。
それでもなんとかもうすぐ頂上って時
ある人の言葉を思い出した。
登山家 栗城史多さんが講演で言ってたこと
山を登る時、最も感動するのはどの瞬間だと思いますか?
私はもちろん頂上に辿り着いた瞬間だろうって思ってたけど答えはちがった。
最も感動する場所は、「頂上の3m手前」もうすぐゴール!という時
つまりそれは「夢が叶うとわかった時」
話を聞いた時は「ふーん」って感じだったけど、実際に自分がその状況になった時
これかぁ
と、大袈裟かもしれないけど
震えるほど感動してしまった。
頂上では携帯用コンロで牛カレーを作って食べたり、温かいコーヒーを飲んだり
登る以外の楽しみもあるんだなぁと。
やってみると意外と楽しいこと
きっとたくさんあるんだろうけど、
チャレンジのハードルはなかなか高い。
それでも知りたいって気持ちは叶えたい。
0コメント